子どもの行先を思い描く
- 2019年6月28日
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しばらくお付き合いしてお子さんとご家族の様子が分かったころに私がぼんやりというセリフがあります。
「今はファンタジーでもいいから子どもが大きくなったらどんなふうになっていってほしいか想像してみて。そして、その未来像からさかのぼって、だったら高校生の時どうなっているといいか、中学生の時はどうなっているといいか、小学校卒業するときは?と今の子どもの年齢に近づけて、考えて、改めて、じゃあ今何をしよう?と考えてみよう、と。
例えば、環境が整っていてお子さんが落ち着いて家族も楽しくやっているとき、このままでいいのかな?もちろんいいです、上手くいっているなら何も変える必要はないです。でも、残念ながら世間はそこまで優しくない。5歳なら5歳、10歳なら10歳、20歳なら20歳の見られ方と、社会的な立場がついてきます。それは待ったなしなんです。イギリスの高等教育でのSENのあり方については不勉強でどのような選択肢とサポートがあるかはわからないのですが、日本では、地域的な差はあれ、そんなに選択肢は多くありません。
子どもが働いて自活する、どんなふうに?一般企業にA型就労で?B型作業所で?ジョブコーチは?生活支援型にする?自宅から職場に通う?グループホームを利用する?
今はもちろん身辺自立ができるようになること、学習課題をこなしてあたらしい知識やスキルを身に着けることはとても大事だし、そういう環境です。でも、生活の延長として学生時代よりはるかに長い時間を社会人として過ごすわが子の将来設計の道筋は本人の希望だけで何とかできるほど少なくとも日本の社会は甘くはありません。
私はなんとなくですが、
家族だけで丸抱えしないで有料無料問わず、公的民間問わず、あらゆる制度、あらゆるサービスを利用して手を変え品を変え複数の選択肢をいつでも持っておくこと、
子ども自身が自分で選択できるだけの力をつけておくこと、そのために本人が自分が何が好きで何が得意が何が苦手かが分かっているようにしていくことかな、
と思っています。

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