発音と音韻発達
- 2025年7月21日
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更新日:2025年7月23日
「音韻発達」「音韻意識」?
聞きなれない言葉です。
誤解を恐れず平たく言うと、「耳から聞こえる音の一番小さい単位、音の粒を大体ひらがなのレベルで聞き取ることができる」ことを「音韻意識」といいます。そして、発達の段階に従ってこの「音韻意識」も大体の順序があり、その順序に従って発達していくことを「音韻発達」といいます。
発音の間違いと「音韻発達」は切り離すことができません。
一般的に日本語では4歳から5歳になってから発音の直接的な訓練を始めますが、この年齢は音韻発達と関係しているからです。
ことばの発達の段階で、1歳くらいからはことばの一部、「りんご」を「ゴ」、「あんぱんまん」を「パン」と言ったりします。少しずつ長く発音できるものもありますが、「ヘリコプター」「おたまじゃくし」など長くて難しい発音はろれつが回らないこともあって「へっぽりた」「おまたくし」などかわいい間違いも出てきます。大体3歳くらいまでは、ことばの切れ目があいまいで音の連なりでざっくりとことばを覚えているからです。
4歳近くになると、ことばの最初の音、最後の音を意識することができてきて、しりとり遊びができるようになります。また、耳で聞いた言葉をひっくり返して逆さことばが言えたり、真ん中の音を抜いてたり、入れ替えたりして言葉遊びを楽しむことができるようになります。
「か」の音が「おかあさん」「かさ」「おおさか」のどこに入っているかがわかってくるので、「か」の発音を練習したときに「か」の音が入っていることばすべての発音を修正することができるのです。
お子さんによって「音韻発達」が完成する前にひらがなやカタカナを覚えてしまっていることがあります。書いたり読んだりするときにはわかるけど、話しているときにその文字を頭の中で思い浮かべないと意識できないと発音の練習をするだけでは日常会話にうまく適応しないこともあります。
発音の練習に、ことばの音への意識をつける練習があるのはそういう理由があるからです。

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